不倫旅行スピンオフ企画

あの人妻にもう一度会いたい。
あの後のことを知りたい。

それは高橋監督だけでなく僕も同じだった。
好奇心半分、贖罪の念からの心配が半分。

商品として撮影し販売する以上、見て頂ける方に楽しんで頂けるだけの「力」が作品には必要になる。
そして、彼女にはそれがあると思って撮影を起こした。
身内？の贔屓目と言われてしまえばそれまでだが。。。

決して絶世の美女というわけではない。
が、彼女には変な運とオーラと可愛げがある。
（ように感じるw）
下手にコンセプトをこねくり回すよりも、
現在の彼女のありのままを、
想いを、葛藤を、語ってもらう。
それで良い気がした。
高橋監督にもそのままの彼女を撮ってきてほしいと伝えた。

そんな作品を今、見ている。
プロデューサーとしてのチェックという感覚はなく、ただ一視聴者として鑑賞している。
不具合を除いては手直しすることも考えていない。
不倫旅行の冠も持たせない方が先入観を持たずに見て貰えるかも知れない。
その方がこの作品には相応しいのかも。
なんて思いながらただ、見ていた。

変わらない声にほっとし、
恥ずかしがる姿に興奮し、
大胆な態度に何とも言えない感情を抱く。
知り合いがAVに出ている感覚は何とも言えずフクザツである。
結局、スタッフブログの写真を撮るのも忘れて一気に見てしまった。
（戻って撮りました）

一人として同じ人生はない。
誰もが悩みや秘密を抱えて懸命に生きてる。
この作品はそんな一人の女性の生き様が赤裸々に語られている。
観る人の立場や環境、精神状態によって感じ方は変わると思うが。
彼女の魅力は充分に伝わる作品だと思う。

頑張っている姿は誰であれ美しい。
映像を見てるだけだがもう一度、彼女に会えた気がして嬉しかった。

akimoto_160322

タグ：雑感秘めごと紀行｜ 2016/03/22 23:59 ｜ Posted by 秋本純平