「拝啓、高橋浩一様、私のことを覚えておいででしょうか—」2006年春、一通の手紙が届いた。人妻でありながら私と背徳の旅行に出かけた女性からの手紙であった。軽い驚きの中、手紙を読む。そこには4年前の旅行を懐かしむ文章とともに彼女の近況にも触れていた。すれ違いばかりの結婚生活は修復出来ぬまま遂に離婚。彼女の人生にとってあの旅行はどういう意味を持ったのだろう。良かったのか？それとも…。手紙の最後にはこう綴られていた。「まだ37歳…これからの人生を後悔しないように一生懸命に生きていきます—」あの暑かった夏の一夜限りの恋が僅かな心の痛みとともに蘇る…。大人気人妻不倫旅行シリーズ50作記念特別篇「anniversary人妻明日香ディレクターズカット150分ver」