女子校生拉致監禁 VOL.17
風が強く吹く夏の一日。台風が近づいていた。黒い雲。制服の少女は空を気にしながら家路を急ぐ。工業地帯。日本経済の低迷が容赦なく襲い掛かった傷跡。男の働く寂れたスクラップ工場も例外ではない。少女は歩いている。フォークリフトを操る男の目の前を。鬱憤、ストレス、焦燥感。男の溜まった負の感情が一斉に動き出す。その憂さを晴らすのに恰好の獲物を捕らえる為に。少女は歩く。工場の横を抜けどぶ川にかかる橋を超えて。ふと、強い視線を感じ振り返る。理性の無い両眼で自分を凝視している男。少女は身の危険を感じて走り出す。土手を転がるように降り川辺まで来た時に捕まれ押し倒される。台風が近づいていた。どうやら雨が降りそうだ。
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